オッコトヌシ と”光る蚕” 「つれづれ樹」 [たくみ]
“蚕”は紀元前から飼育され
日本列島にも“シルクロード”作ってた。
タケミカヅチはタケミナカタを追いかけました。
信濃の諏訪の海に追い詰めて、殺そうとしたとき
タケミナカタが言いました。
「恐れいりました。
私を殺さないでください。
この諏訪の土地からは出て行きません。
わたしの父、オオクニヌシの命令に背きません。
ヤエコトシロヌシの言葉に背きません。
この葦原中国(=日本)は天津神の御子に差し上げましょう」
建御名方神が逃走に使った経路が 日本のシルクロードでしょう。
オックニヌシの“神有月”は、
各地の支配者が“優秀な蚕”を持ち寄り
品評会を行い 掛け合わせた。。。
富岡製糸場 (群馬県富岡市富岡1−1)
諏訪湖と富岡製糸場は150㎞。
伝統産業としての富岡製糸場
当然に 紀元前から行われてたでしょう。
オックニヌシ・建御名方神・蚕・神有月 がつながってる。
“光る絹糸”は 布地になる。
再生医療 手術糸・血管・皮膚
化粧品 化学物質を一切使わず、熱水だけで成分を抽出する
肌への浸透性が大きい。
コラーゲンの活性化を行う。
"クモ糸シルク" 耐熱性・紫外線耐性・引張強度
止血剤、血圧の降下剤、休眠させる性質による抗がん剤
遺伝子改変カイコは体内に大量のワクチン用たんぱくを作る。
まゆの中のサナギをつぶして精製する方法
で、鶏卵で作るより数百倍もの活性の高いワクチン用たんぱくが
製造できた。
http://www.yomiuri.co.jp/photograph/zoomup/20140407-OYT8T50239.html
光る絹糸は、世界で初めてクラゲの遺伝子を組み込んだ「遺伝子組み換えカイコ」から作られた。
ピンクの花をあしらったウェディングドレスは、サンゴの遺伝子が組み込まれたカイコの絹糸から。いずれも独立行政法人「農業生物資源研究所」(茨城県つくば市)が開発したものだ。
紀元前から飼育され、
繭からとれる美しく、強い絹糸で人類を魅了してきたカイコ。今、研究開発により、新たなシルクの世界が生み出されている。
「うちらが生き残るには、これだと思った」。白衣にマスクの完全防備でカイコに人工飼料のエサやりをする酒井昌三さん(81)は養蚕歴60年。遺伝子組み換えカイコを目の当たりにした衝撃をこう話す。ピーク時に全国に220万戸あった養蚕農家は、化学繊維や外国産シルクに押され、現在約600戸。うち4割は群馬県に残る。
遺伝子組み換えカイコは今年2月、農林水産省から試験飼育が認められ、酒井さんら農家5戸で作る「前橋遺伝子組み換えカイコ飼育組合」は来夏にも桑畑での実用飼育を目指している。飼育されてきたカイコは成虫になっても飛べないため、生態系への影響がないと判断されたという。
安全性が確認され、全国の農家で量産できるようになれば、クラゲなどの遺伝子を組み込んだ高機能絹糸だけでなく、再生医療や化粧品の素材での利用拡大も期待されている。
かつて日本の養蚕業の象徴だった富岡製糸場は今夏、世界文化遺産への登録を目指す。
「富岡製糸場は養蚕農家の子どもにとって憧れの場所。世界遺産と遺伝子組み換えカイコを『お蚕さま』の復活につなげたい」と話す酒井さん。明治時代、富岡製糸場で欧米列強に追いついた挑戦者の心意気は、今も息づいている。
http://www.j-cast.com/2013/03/23169972.html
カイコを利用して予防効果の高いインフルエンザワクチンを、今より安価に製造する技術を沖縄県名護市の生物資源研究所 (根路銘国昭所長) が開発した。研究は沖縄県の援助を受けており、2013年3月12日、那覇市で開かれた「おきなわ新産業創出投資事業」の研究成果発表会でウイルス研究者でもある根路銘所長が報告した。
沖縄の研究所がインドネシアの大学と共同開発
毒性が格段に強い新型インフルエンザ--その基になるものと考えられる高病原性トリインフルエンザ(H5N1型)が恐れられている。
ウイルスが流行すれば有効なワクチンが早期に生産・提供される必要があるが、鶏卵を利用する現在の製造法では量産に限界があり、コストも高い。そこで同研究所はカイコを利用する製造法に取り組んできた。
感染に関係するHたんぱくから病原性を除くとワクチンたんぱくに使える。同研究所は
日本で見つかった高病原性ウイルスのHたんぱく遺伝子から病原性に関する遺伝子を除き、増殖力を高める遺伝子をつないだ合成遺伝子を作り、カイコに感染するウイルスの遺伝子に組み入れた。
このウイルスをカイコに感染させた
遺伝子改変カイコは体内に大量のワクチン用たんぱくを作る。まゆの中のサナギをつぶして精製する方法で、鶏卵で作るより数百倍もの活性の高いワクチン用たんぱくが製造できた。
同研究所は高病原性トリインフルエンザが散発しているインドネシアのボゴール農業大学と共同研究を開始、昨年11月にはこの方法で作った鶏用のワクチンたんぱくが有効なことを確認、今年6月から本格的なワクチン製造をめざす。同じ方法でのヒトワクチン開発も考慮中だ。
群馬県藤岡市の試薬会社「免疫生物研究所」は、試薬のたんぱくを体内で作り、それをまゆ糸の中に吐き出す遺伝子改変カイコを開発した。両研究所はそれぞれの技術を組み合わせ、まゆ糸にインフルエンザワクチン用たんぱくを吐き出す遺伝子改変カイコの開発にすでに成功している。根路銘所長は、「まゆ糸のたんぱくは水で洗えば回収でき、ほとんど精製の必要もないほどだ。さらに安くワクチンの供給が可能になる」とコメントした。
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