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はんだ付け  「つれづれ樹」   [たくみ]


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 はんだ付けは 中高生の頃より機会があれば 積極的にやってきた。
 でも 40数年間 はんだ付けに無知でした!



 温度調節機能のある半田ごてを購入。
 
 リード線を基盤に はんだ付けするには、
 接合部にリード線をしっかり巻き付け固定し、これだけで通電を確保する。
 接合部分を“こて”で温める
 糸はんだを当てて必要量を溶かす
 はんだが馴染んだら こてを外す
 冷めるまで 動かさない。


 半田ごての設定温度は 340℃
 こて先の形状は “マイナスドラーバー型”か“カッター刃型”が好い。
 “先細型”は選ばない方が無難。





 http://www.noseseiki.com/kisokouza/01.html
 ノセ精機  Dr.はんだ付け職人

 合金層を形成するためには、最適な温度条件があります。
はんだを約250℃で、約3秒間溶融させる」というのが、その条件なの
ですが、
この条件から外れたものが「イモはんだ」を始めとする不良品

最適なはんだ付けの条件「約250℃で、約3秒間溶融させる」を作り出す
為には、どうすれば良いのでしょうか?
「温度調節機能つきのハンダゴテ」で、 コテ先温度を340~360℃にコントロールして使ってください。
 金属を半田付けするとき、半田がその上になじまないと半田付けが
出来ません。
   この性質を、ぬれ性[wetting]といいます・・。
   もともと半田と基地金属との物性にもよりますが、
外的要因として半田付け表面が油脂などで汚染されている、
半田付け温度不足、フラックス量不足などの諸因子にも影響されます。



 手半田付けは、フラックスをいかに使うかに掛かっています。 
  ① 金属の表面や 熔けた半田表面の 酸化膜や汚れを科学的に除去する
    表面洗浄作用
  ② 半田の表面張力を 低下させねばりを弱くして半田の濡れ(流れ)を
    良くする
  ③ 半田コテを当てている間 金属の表面を覆い 金属の再酸化を防ぐ



石川金属 GXM3: 
 比較的高価な部類に入ります。 作業性は良く、半田の流れも良いので、
 金物部品なんかにもよく使います。産業用・公共用にも使用しています
 ので、信頼性は高いです。
石川金属 GXM4: 
 こちらはカタログに載っていません。フラックスの含有量が4%と多く
 (GXM3では3%)これまた高価です・・。 
 フラックスが多いせいで、たいへん半田の流れが良く、 細いリード同士の
 半田など、セオリーに反した半田なんかに良く使います・・。

千住金属 スパークル60: 
 これは産業用、量産品に使用しています。安価な割に作業性は悪くない
 です。
 ただ、あまり難しい半田には 向かないと思います。
 一般的にはこれで充分と思います。

HOZAN H-712 : 
 Φ0.3mmだけ使っています・・。1005チップなんかもこれを使用
 しています・・。これも作業性がいいです。

アルミットの糸半田 :
 高いです・・。 このメーカーだけ飛びぬけて高いです。確かに作業性など
 優れており、「なるほどな・・」とは思うのですが、対費用効果を
 考えると、 使うのに 躊躇します・・。
 よほど信頼性が必要であるとか、高級自作アンプなんかには、使うと
 値打ちが あがるのではないかな? と思います・・。



良い半田付けは、ピカッと光っており、その形状は富士山のように裾広がりになります・・。
この裾広がりの形状のことをフィレットと呼び、半田付け業界では必ず出てくる言葉です。





半田付けの基本動作なんですが、右利きの人の場合
1: 半田コテ先を母材に当てて温める (右手) 
2: 母材の温度が上がるのを見計らって糸半田を供給する (左手)
3: 糸半田の供給を止める (左手)
4: 半田がなじむのを確認して、コテ先を離脱する (右手)


半田で電気的導通させるのではなく、端子と芯線の接触で導通させると理解してください。

半田コテで充分端子と芯線を暖めます。充分に熱くなった母材は糸半田が触れると、表面張力によりすいーっと半田を吸い込んでいきます。
端子の穴がふさがる程度の量の半田を供給します。
ただし、芯線の形状がわかる量で止めねばなりません。
糸半田の供給を止めてからも、半田が端子に馴染んでいくのを観察し
続けます。
綺麗にフィレットが形成された時点で、半田コテを離脱します。
半田が固まるまでは動かしてはいけません。


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makimaki

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by makimaki (2014-05-01 06:47) 

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